会計業務
会計の収入及び支出の調定
収支予算案の作成、収支決算書の作成、収支状況の報告
出納業務
管理費等の出納、管理費等滞納者への督促、通帳等の保管、管理組合の経費の支払い、帳簿等の管理
ポイントを一部ご紹介・・・
保険料など、支出の機会が少ない支払いにおいては、帳簿上では支払えるだけの資金があると錯覚してしまい、実際に支払い時になって、支払い資金が無いことに気がつくなんてことを耳にします。これでは、管理組合様も支払いを受けるべき業者も困ってしまいます。
まさに、民間業者でいうところの“黒字倒産”(帳簿上では資金はあるように見えるが、一時的な資金ショートにより事業が困窮し資金繰りができなくなること)に備え、キャッシュフローでの収支を見据えた会計業務によりサポートします。
補修業者からの請求書を受理した後の、業者への支払いにおいては、社内処理と理事長からの支払い承認取り付けのスピード化を図ることにより早期支払いに努め、業者との良い関係性の維持に努めています。
ここに見えない良好な関係が生じ、日々の修繕など良心的な対応をいただけるといったプラスの効果が生じます。
毎月の収支報告においては、ただ報告書を提出するのではなく、将来を見据えた資金計画を念頭に問題点や課題を含めて理事会へご報告いたします。
管理組合運営サポート
一部の業務を記載しております。
理事会支援
当社は生産性の高い理事会を推進しております。
出席役員様が、議案に対しての結論を導くに足りる背景事情の収集や根拠などの材料を提示させていただきます。
これにより、決議がスムーズに行われ、理事会の開催回数を低減する効果により役員様の負担軽減が図れます。
総会支援
某調査によると総会の会場への出席者の割合は、全組合員数の3割程度以下といった結果が出ております。
原因が組合員の無関心・不参画であればこれを問題として捉え、出席率を向上させるための提案をさせていただきます。住民説明会などを開催し事前の取り組みによりすでに総会開催前の時点で一定の合意形成が図られているのであれば問題ではないともいえます。
議事録作成
議論されたことを事務的に記載する議事録もあれば、議案に対してその検討の経緯と結果を最低限記載する議事録もあります。あまりにも作成者の主観が入ってしまっている議事録もあります。
近年においては、標準管理委託契約においては、議事録は理事会で作成し、理事会から要望があった際には管理会社が作成する、といった契約内容になっています。
当社では、配慮の行き届いた議事録の作成を心がけていますので、ご遠慮なくお申しつけください。
各種イベント(消防避難訓練、クリスマス飾り、七夕飾り)
季節を感じさせる行事としてクリスマス飾り、七夕飾りの開催をサポートさせていただいております。
消防避難訓練も、日頃からの防災時に備えるほか、住民間での有効なコミュニティーの場として積極的にご提案させていただきます。
組合員・居住者名簿の作成・更新
組合員の名簿のみならず、居住者(賃借人等)の名簿も管理組合として取得しておくことが、管理組合運営においては望まれるとしております。
しかし、現実では提出いただけない場合もありますので、提出いただけない状態で良し、とするのではなく、提出してもらえるよう働きかけます。
駐輪場の整理
駐輪場が整理されていないと、そのマンションのイメージに直結します。
植栽もきれいに剪定されていると見た目からマンションの評価があがります。
なにより住まわれるかたの快適性に影響するため、定期的な不要自転車の処分に関して働きかけ、また整理活動に取り組んでいます。
修繕積立金改定の支援
修繕積立金の値上げは、組合員にとって耳の痛い話です。
値上げを検討推進していく立場の理事会役員様もこの時ばかりは、理事会役員ではなく組合員としての顔に戻ってしまいがちです。
お部屋を購入するときには安価に修繕積立金が設定されている場合が多く、修繕積立金は後々、上がるものであることを 不動産仲介業者または分譲会社から購入時に聞かされていなければ、なおのこと耳の痛い話です。
そのような状況においても、値上げを行う必要性と根拠を示し、あるべき道をサポートいたします。
住民説明会の開催
マンションは区分所有法によって年に1回、定期に集会を開催することが決められており、これは定期総会といいます。
しかし実態をみれば、定期総会で議案をいきなり出された組合員にとっては議案の主旨や検討の経緯も把握できないまま、仕方なく賛成や反対せざるを得ないといった状況もあります。
そこで、適正な運営といった観点からは、より周知されたうえで総会審議するためには事前に住民説明会を開催し組合員に議案の主旨や目的等を事前に周知するとともに、説明会で得た組合員の意見を取り入れるなど深く、生産性・有意性のある運営をサポートいたします。
災害、防災への取り組み・備え
近年各地にて発生する災害、および今後高確率で発生すると伝えらえている地震災害等を目の当たりにして何をすべきか、といったところで、まずは取り組みのスタート地点に立つこと、そしてその後の防災活動の内容を決定し目的をもって、管理組合様と二人三脚で進めてまいります。
財政が困難な状況により、非常食や非常水、簡易トイレ、救護用品などの備蓄品の購入にまで資金が回らないなどの声も聞かれますが、“防災”は、管理組合に課せられた別の使命であることを認識することで取り組みのスタートが切りやすいのではないでしょうか。
その他、自治会への加入有無を問わず、皆様のマンションを水災時等において近隣地域住民に一時誘導避難地として提供・開放するかといった議論も増えていくことでしょう。
要配慮者、災害弱者への対応
日々の運営、災害等発生時の際に必要な情報として、居住者のうちで自立避難が困難である方、配慮が必要な方等の情報を収集しておき、共助の精神から、予め避難補助、救助、安否確認連絡方法等についてルールを決めておき、そのルールに基づいて対応にあたる、など管理組合の取り組みをサポートします。
某データによれば、災害時に公共の避難所へいかずに、車中で避難する方の割合も高止まりしており、その原因として、避難所の衛生環境などがあるようです。
地域の防災士などの専門家とも相談し、災害発生初期の2日~3日でも皆様のマンション建物敷地内で、しのげるような体制を構築したいものです。
各種アンケート
生活スタイルも考え方も人それぞれであるため、物事を決めるうえで合意形成が図りにくい側面もあります。しかしマンションとしては進むべき道を決めていかなければいけませんので、住民アンケートを通じて皆様の意見を求め、進むべき道を開拓していきます。
紙面でのやりとりになるため、アンケートの記載に、目的や趣旨、経緯などを記載する以外にも、見た人の積極性に働きかけるような構成にするなど工夫をしております。
マンション保険への加入・更新
保険会社各社のより年々値上がりしている損害保険料。
掛け捨てであれば毎年よりも5年間の長期プランに加入したほうが支払い保険料が抑えられます。
また、専有部から下階へ漏水した場合におけるマンション共用部の保険と各戸で加入する専有部の保険の両面からその内容を周知し、漏水時への備えを定期的に啓蒙します。
理事会役員候補者の選任サポート
理事会役員は組合員の義務として輪番制により就任いただく場合が多くなっています。
しかし、実状では報酬もなくボランティアといった状況を悲観して辞退される組合員もいらっしゃいます。
国内で深刻化している高齢化もマンション内においても例外ではなく、役員の成り手不足の最たる原因となっています。役員は組合員の義務であるといった観点からは、あくまで公平の基で選任・就任されなければならないのですが、実態として高齢化や仕事を理由に就任できない場合も最大限考慮しつつ運営を進めていかなければなりません。
理事会役員選任のルール、辞退する場合の取り決めなど、近年本腰を入れて体系化・ルール化していく必要が出てきています。
国土交通省は、全国のマンションにおけるこのような実態を鑑みて、役員をマンション管理士などの第三者(外部)専門家に依頼し、一定の契約内容にて役員の就任を委託する、あるいは、理事会そのものを存在させずに、区分所有法でいう「管理者」を同じく、マンション管理士などの第三者(外部)専門家に委託する形態も創設しています。
当社でも、在籍するマンション管理士、あるいは当社が法人としての立場で、第三者(外部者)管理を承っております。
防犯対応
皆様の生活が安心・安全・快適であるよう、さまざまな防犯対策を提案します。
防犯カメラのように、抑止的に防犯効果が期待できる機器的防犯対策もあれば、お住まいの方がエントランスドアから館内に入る際に、後ろから続いて入ろうとする方がいれば、お声がけするなどの人的配慮の防犯対策もあります。
皆様の安心・安全・快適なマンション生活をあらゆる危険から守るために、あらゆる想定されるリスクを抽出し防犯対応策を講じるうえでの要素とします。
エントランスオートロックの暗証番号も定期に変更し、また外部に伝えないよう、お住まいの方に伝えていきます。
近年、IOT技術の進展によりあらゆる機器的な手段が誕生してきています。
管理員業務
建物・敷地の清掃を中心としてマンションの衛生・環境・外観の維持に努めます。
清掃以外にも、日々のフロントとのコミュニケーション、議事録の確認などを通して管理組合運営の現在の状況を把握することで、お客様と担当フロントと管理員の関係において三位一体となり適切な運営をサポートします。
日常業務のなかでは、目視により外壁タイルの浮き、設備機器からの異音など、五感を生かした管理により不具合の早期発見に努めることで、将来起こり得たであろう事態(与える危害、被る損害等)に対し未然防止を図ります。
誠心コミュニティーの管理員は・・・
- 直接雇用により社内コミュニケーションが図りやすく、指示命令系統が確立されている
- 体外式除細動機(AED)をいつでも自信をもって使える
- 管理規約の内容の把握に努めている
- 向上心があり、誠実且つ、謙虚
- よくある職人かたぎの人物であり、なれなれしいなどいわれてしまうような人物ではない
- お客様のお話に傾聴し、的確に聞き取ることができる
- 自分なりの解釈をしない
清掃業務
専門業者による機械清掃です。
ポリッシャーなど専門機器を使用しますので、年に数回の実施です。ご予算と相談のなかで回数を設定いただけます。定期のほかに、汚れの状況によりスポットでの実施をご提案します。
専門清掃業者の経験値が活きています・・
たとえば廊下の防水シートが剥がれている箇所があれば、漏水に配慮し作業するなど。
建物設備管理業務
機械式駐車場設備点検、加圧給水ポンプ設備点検、電気設備点検、照明点灯点検、自動ドア設備点検、消防用設備点検、建物外観目視点検など、定期点検で不備がないか確認し、不備事項については理事会へご報告のうえ対処します。
なかでも人命に直接かかわる設備に関しては、当社も深く関与して業者と調整を行なっています。
消防設備点検に関しては、お住まいの方のお仕事の都度で点検ができないなどの実情がありますが、点検実施率を高めるため、土日に点検を実施するなどの解決策もあります。
緊急対応
24時間365日、警備会社により設備異常、専有部の火災警報等を受け対応いたします。
警備業者の待機所は、通常時に20分以内にかけつけられる距離にあることが義務づけられています。ただし、警備会社に頼りすぎす、人命救護、火災時など1秒でも早期解決を図るため、当社での対応やお客様から関係各所にご連絡いただくことなど啓蒙に取り組んでいます。
また、当社ではマンションへのAED設置を推奨させていただきます。
設置されているだけで、いざ有事の際に使える人がいないのでは意味がありませんので、定期的な活きた講習会の開催をご提案します。
日常修繕工事サポート
日常における建物・設備の発生した不具合に対して、現場の状況を確認のうえ補修業者との調整を行い不具合を解消していきます。
社会的変化、バリューアップ、高齢化などの要素も考慮しつつ、工事業者様との間をとりもち、良質な工事に実現に向けサポートします。
また、修繕工事の分野では、発生したら補修する考えの他に、発生する前に処置を行うといった予防保全の考えがあります。
給水ポンプが、突然故障したときには、お部屋に生活水が供給されませんので予防保全の対応として一定の周期年ごとにオーバーホールで消耗品を交換し、機器的安全な状態を保つなど、積極的にご提案しています。
大規模修繕工事・長期修繕計画作成見直し・建物調査支援業務
大規模修繕工事支援
大規模修繕工事は、12年~15年周期で、足場を組んでまとめて補修する工事のため、全員参画で慎重に検討を進めていきます。
高額な工事となりますので、工事の発注方式の検討から、資金借り入れ、施工業者選定、工事中の補助、など管理組合様のサポートをいたします。
また、住みながらの工事となることから、工事期間中のスケジュール構築、情報発信、連絡対応など迅速かつ丁寧親切に対応いただけるマンションの大規模修繕工事に精通した業者との間をとりもちます。
大規模修繕工事の方法はいくつかありますが、金額、瑕疵発生時における責任の所在など、それぞれにおいての利点と欠点を総合的に加味したうえで決定します。
- 設計管理方式(通称:コンサルタント方式)
- 責任施行方式
- プロポーザル方式
その他、マネジメント方式(CM、RM) など
①改修:現状レベルを現時点で望まれるレベルまで回復させる(修繕+改良)
②修繕:現状レベルを新築当初のレベルまで回復させる
③補修:現状レベルを実用上支障ないレベルまで回復させる
長期修繕計画作成・見直し支援
長期修繕計画はその目的があり(以下参照)、作成からは、およそ5年程度で見直しが必要とされています。
長期修繕計画の必要性をご理解いただくことから始まり、マンションの建物の維持修繕・修繕費の確保といった観点からも大変重要な意味のある計画であることをご説明いたします。
ただ作成すればよいのではなく、より踏み込んだ内容で作成するためのサポートをいたします。
また、目的に1つに各部屋の修繕積立金の金額の算定根拠ともなり得ますので慎重な議論が必要です。
長期修繕計画の作成及び修繕積立金の額の設定の目的 マンションの快適な居住環境を確保し、資産価値を維持するためには、適時適切な修繕工事を行うことが必要です。
また、必要に応じて建物及び設備の性能向上を図る改良工事を行うことも望まれます。
そのためには、次に掲げる事項を目的とした長期修繕計画を作成し、これに基づいて修繕積立金の額を設定することが不可欠です。
- 将来見込まれる修繕工事及び改修工事の内容、おおよその時期、概算の費用等を明確にする。
- 計画修繕工事の実施のために積み立てる修繕積立金の額の根拠を明確にする。
- 修繕工事及び改修工事に関する長期計画について、あらかじめ合意しておくことで、計画修繕工事の円滑な実施を図る。
出典:国土交通省 長期修繕計画作成ガイドラインより
建物調査、外壁調査
外壁タイルの浮きなど心配される時などに調査を行います。
万一外壁タイルが剥離して、通行人に危害が生じた際には管理者の管理責任が問われる場合があります。
収支状況のチェックや収支見通しによる管理費・修繕積立金の改定
資金不足による財政困難な事態を避けなければ、日常の運営が困難になるほか、建物設備も補修できない状況となり、老朽化していくだけになってしまいます。
そうならないためにも、先を見据え、そして、急激な管理費・修繕積立金の上昇や一時金の徴収など生じないようにするためにも、早期から管理費等の見直し取り組んでいきます。
収支改善策の提案
今や、多くのマンション管理組合様の問題として財政困難が伝えられています。
このような状況をみると、収支改善は、もはや深い知識と経験を備えた専門家による1つの専門的分野としての取り組みが必要と考えられます。
当社在籍のマンション管理士が丁寧に収支改善をサポートします。
収支改善の1つとして、管理会社への毎月支払う委託費を見直すことで将来にわたり大きな支出削減を図れます・・・
当社は、地域社会貢献企業として積極的に管理組合様の支出削減を応援します。
大規模修繕工事に向けて、毎年高額な金額が貯まっていくような管理組合においては、金融商品を購入し資金運用することでそこでの金利が得られますので積極的な検討が望まれます。
当社は、収支改善策のうちの収入確保の1つとしてご提案しております。
管理規約・使用細則の改定見直し
数年に一度、社会的変化や世の中のマンションの実情や問題点を考慮したうえで、マンションの標準規約の改定が図られております。
皆様のマンションに導入すべき規定を検討し、管理規約の見直しをご提案させていただきます。
過度に細かくかためられた管理規約では、生活がしづらいなどの声も聞こえてきますので細心の配慮の下でサポートします。
マンション運営コンサルタント・運営支援等
- 顧問就任、第三者(外部)管理者就任
- 大規模修繕工事の見積りを公正性を有した第三者的立場から取得し、皆様の管理組合において計画される大規模修繕工事のコンサルタント費、施工費等の費用の適正化を推進、管理計画認定事前確認、理事会への出席など、各種の対応依頼にお答えします。
お客様との関係性維持向上のための4つのトライアングル
お客様との関係において、将来的にわたり良きパートナーであり続けるために、トライアングル精神を、社員ひとりひとりが日々意識することを大きな業務として捉えています。
利害関係のない公正な立場での高額工事の見積り取得支援
皆様のマンション、他建築物等において高額工事が計画されている場合には、適正価格での工事が望まれます。
これを実現するために、利害関係のない公正な立場から見積りを取得いたしますので、工事発注先の選定の判断材料としてご利用・ご依頼ください。
当社が掲げる地域社会支援活動、マンション管理適正化支援活動の1つの取り組みとして、ご提供しています。
※先に取得した見積書を、情報としてご提供いただきます
理由
工事仕様を確認することで、より適した仕様、将来における維持費等の面から他の仕様をご提案できるかも知れません。
また、同一仕様でのお見積りの場合には単純に金額を比較検討いただけます。